Smith & Henderson(2008)
カットの見落とし
各見落とし率
カット全体で 15.8%
場面間カット(カット前後のショットに何の連続性も含まないカット)
9.4%
場面内カット(場面の連続性を含むカット)
25.1%
マッチング・アクション・カット(場面の連続性と,アクションの連続性を含むカット・視点変更?)
32.4%
アイライン・マッチ・カット(場面の連続性と,視線の連続性を含むカット)
10.9%
場面内カットとマッチング・アクション・カットの 2 種が,他の 2 種よりも有意に見落とし率が高くなっていた
しかもこれは、意図的に行なわれる検知課題であったので、通常の映像視聴だと見落とし率上昇だろう
(Bristow, Haynes, Sylvester, Frith, & Rees, 2005; Diamond, Ross, & Morrone, 2000)
カットの見落としと瞬きや飛越運動との関連性
瞬きや飛越運動の発生は神経の活動を一時的にさせ、知覚的感受性が低下する期間を発生させることが知られている(Bristow, Haynes, Sylvester, Frith, & Rees, 2005; Diamond, Ross, & Morrone, 2000)
感受性低下期間中のカットが起きたことでカットの検知が難しくなっている可能性もあったが
カット検知中の瞬きや飛越運動を計測したSmith & Henderson の分析からは,そのような同期関係の存在は実証されていない
アクションの連続性のみの実験はしていない